アワアワプヒ・トレイル
カウアイ島で歩いたトレイルは3つ。
以前紹介したピヘア・トレイルとカララウ・トレイル。そして今回紹介するアワアワプヒ・トレイルです。

分割測光 ・ F7.1 (1/80秒) ・ 0.0 EV ・ ISO 100
アワアワプヒ・トレイルの森の中
アワアワプヒ・トレイルは、ナ・パリ・コーストのヌアロロ渓谷とアワアワプヒ渓谷に挟まれた稜線を歩く、片道3.2マイル(= 約5.1km = 約2時間弱)のトレイルです。どんな景色が待っているのでしょうか。
まずは森の中を歩きます。小鳥のさえずり声、何者かが草むらの中をカサカサと歩く音を聞きながら…
赤土の道にはコアの木の三日月形の枯葉がパラパラと落ちていたのが印象的でした。見上げるとコアの木の枝が生い茂っています。その隙間からカラっとした青空が垣間見れて、とっても気持ちがいいです。
しかし、突然野生のブタの親子(4〜5匹)が目の前に現れた時はビックリしました…!
いや、ビックリしてたのはブタさん達かも。私達を見ると急いで山の中に逃げていってしまいました。慌てて坂道で足を滑らせている様子が可笑しかったな。
さてこのトレイル、最初は少しだけゆるやかに登ります。
しかし、あとはずーーーーっと下り。
2時間近く下り続けるわけです。私は膝が痛くなってしまいました。ステッキがなかったら結構辛かったかもしれません。
それに帰り道はどうなってしまうのでしょう…戻ってこれるか不安です。
途中、多少見晴らしの良い場所に出たりもしますが、景観はそれ程良いわけではなく、ご褒美は最終地点まで行かなければ貰えません。それでも景色が開けるたびに写真を撮ったり休憩したり、のんびりペースで歩いて行きました。
そしていよいよ最終地点にやってきました。

分割測光 ・ F7.1 (1/30秒) ・ + 0.3 EV ・ ISO 100
ヌアロロ渓谷の壁
すごい景色!
目の前にはヌアロロ渓谷の壁がそびえていました。雨に浸食され切り立った岩肌が美しい。
あちらの尾根にもトレイルが通っています。
それがヌアロロ・トレイル。次は挑戦したいな。
しかし、あんなに青かった空は見る影もなく、谷は急激に白く包まれてゆきます。
私達が到着して2〜3分後には谷底まで真っ白になり全く見えなくなってしまいました。
でも、ほんの少しでも見えて良かった…!
この場所から更に奥へ行くと、恐らく絶景ポイントと思われる場所があるのですが、こちらも真っ白で何も見えません。
「え〜…そんなぁ…」
でも諦めないで霧が晴れるのを待ちます。
ナパリコーストでは天気がコロコロと変わるのを、この日までに何度となく体感していた私達は、その希望に掛けてみました。のんびりお昼ごはんを食べながら。
しかし、霧だけではなく次第に雨までがポツポツと降るようになる始末。
半分諦めかけましたが、じっと待ちます。
すると、眼下の雲が風に流されながら段々薄くなってゆくように思えました。
そして微かに海の青色が見えて…

分割測光 ・ F7.1 (1/50秒) ・ + 0.3 EV ・ ISO 100
アワアワプヒ渓谷が現れた!

分割測光 ・ F7.1 (1/125秒) ・ 0.0 EV ・ ISO 100
真っ白な霧の中に、こんな神秘的な谷底が隠されていたなんて。
すぐ傍にあるようでいて、全く手の届かない場所のように感じました。ハワイに来ているということも忘れてしまうほどの異世界。
待ってよかったなぁ…。何だか涙が出てきそうです。
これ以上は晴れませんでしたが、良い景色を拝ませて頂きました。
カウアイさん、ありがとう!
さて、、、帰り道は延々たる登り坂。
天気が悪いのでカメラをバックにしまい気合を入れて黙々と歩きます。
気合を入れすぎたのか…
復路は上り坂にも関らず、下りの往路より30分程早く1時間半程で駐車場に着いてしまいました。
なんだ。やれば出来るじゃん!
アワアワプヒ・トレイルは難関だと思っていましたが…
意外にも歩き易く、自分の中ではカララウ・トレイル(ハナカピアイ・ビーチまで)よりもラクに感じたのが今でも不思議です。
使用機種・レンズ等 : E-3 ZD_12-60mm(F2.8-4.0)






